精神科医と話すと安心感が生まれます

自分のペースに合わせて話を聞いてくれる

メンタルの調子が思わしくない時ほどスムーズに言葉が出てこない、上手に間を取れないなど、自分の考えを的確に伝えられるかどうかが気になるものです。精神科の診察プロセスでは、今後の方向性を提案するにあたり患者の話を引き出すことを大切にしているので、患者側が一方的に話し続けたとしても、肯定も否定もせず傾聴してくれます。吃音だったり不適切な言葉だったりしたとしても批判されることはありませんし、たとえ反応がうなずくだけだったとしても、話した内容は精神科医に伝わっているので大丈夫です。個人情報を含め、医師に話した内容が外部に漏れることはないので、家族や友人への相談がはばかられる内容でも気にせず相談できるのも、安心材料の一つです。

自分の状況をまとめたメモを診察時に渡すのも効果的

精神科(メンタルクリニック)ではカウンセリングなどの保険外診療を除き、30分単位の予約枠に複数名の予約が入っているケースが大半です。安心して相談できるといっても、1回あたりの診察時間10分前後と限られているため、自分の考えを十分伝えられない場面も考えられます。

自分の考えをもれなく医師に伝えるために、診察前に自分の状況をまとめたメモを作ってみてはいかがでしょうか。箇条書きや単語の羅列でも、医師は患者の状況をつかむことができますし、患者にとっては医師との会話に専念できる点がメリットとなります。初診時に、過去のエピソードをまとめて持参することで、治療プランが立てやすくなると考える精神科医もいるようです。なお、医師が話した内容を書面化したものを患者が受け取ることはできませんが、メモを取ることは差し支えないとされています。